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前田祐二氏の人生の勝算から彼の語る勝算とはどういう意味なのか考えた

人生の勝算

「秋元さん。僕は、ビジネスにも人生にも、勝算があります」

秋元康さんと出会った頃に、伝えた言葉です。
僕の勝算は、ビジネスにとどまらない。
僕は、自分の人生に勝つ自信がある。
-プロローグより抜粋-

佐藤祐二さんの「人生の勝算」は、こんな一文からはじまります。
彼の言う『人生の勝算』とは、何なのか?
それは、彼の人生で得た物が教えてくれたと思います。

著者を紹介しましょう。

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2010年、早稲田大学政治経済学部卒業後、UBS証券会社入社。朝は毎日、始発前に出社するため自転車通勤をして輝かしい成績を残す。
その後、ニューヨークで北米機関投資家に対して株式セールス/アドバイザリー業務に従事。
同僚からは「クレイジー」と言われ抜群の成績を残す。
輝かしい成功の裏で、一人でできる仕事の限界が見えていたこと、そして、知人の突然の死をきっかけに人生を考え直す。
かつての交友があった株式会社ディー・エヌ・エーの南場智子との会話の中で起業家として活躍したい野望を抱く。
その後、ディー・エヌ・エーに入社してライブストリーミングサービスSHOWROOM(ショールーム)を立ち上げる。

そして、最近は、あの女優の石原さとみと沖縄デートが報じられました。
石原さとみと交際が伝えられた前田社長の情熱とは/朝日新聞

あの石原さとみを落とした男ですよ!!
その男が人生の勝算について語るわけです。
石原さとみが惚れた理由も掴めるかもしれません。

本書の内容が気になってきましたか??
目次をみれば本の概要を掴むことができますね。

目次

※一部、割愛させて頂いております。
プロローグー経営はストリートから始まった

第1章 人は絆にお金を払う

原点となるギター弾き語り時代
なぜスナックは潰れないのか
モノ消費からヒト消費へースナックの客は人との繋がりにお金を払う……etc

第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち

ファンビジネスの4象限……etc

第3章 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」

越えられそうになかった「宇田川さん」
一人の力では地球は動かせない
当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける
まずゲームのルールを理解する
コミュニケーションとは、さらけ出すこと
営業で勝つためにはニーズの見極めがすべて
ディベートで鍛えた瞬発的仮説思考力
ハードスキルより重要な人当たりのセンス
思いやりとは、「他者」の目を持つこと

第4章 ニューヨーク奮闘記

アメリカではクレージーなキャラを演出
「チーム全体の売り上げを一人で稼ぎます」
代替不可能な価値を果たせているか
モチベーションはどんな仕事にも勝る
見極めてから掘れ
人の3倍の密度で生きる
自分について考えたノートを何冊作っているか
人生のコンパスを持つ……etc

第5章 SHOWROOM起業

南場さんに会いに行く
「起業道場」DeNA
情熱を投じた量に応じて結果の出る世界を創りたい
人の根源的欲求に根ざしたサービス……etc

第6章 SHOWROOMの未来

ソーシャルネットワークの次に来るもの
世界一にこだわる理由
アメリカ人はルール作りに長けている
誰もが平等に機会を得て、努力でスターダムにのし上がれる世界へ

エピローグーコンパスは持っているかー

この中で心に共感した部分を紹介します。

【原点となるギター弾き語り時代】

8際のときに両親を失ったことで、金銭的に不自由であることがコンプレックスで弾き語りをしてお金を稼ごうと思ったそうです。
この時点で普通の小学生ではなかったことがわかります。

はじめは弾き語りをしても誰も立ち止まってくれなかったそうです。
一生懸命に歌っているのに、何故立ち止まってくれないのか? と必死に考えた末に、
工夫を重ねて、多い時では月に10万くらい稼ぐようになったといいます。

【どんな工夫をしたのか?】

1ステップ目は、街行くお客さんに、会話のキャッチボールが成立する、「コミュニケーション可能範囲」に入ってきてもらうことです。
駅前を通りゆく人のほとんどは、何か話しかけられるのが怖いとか、図々しく投げ銭やCD購入を促されるのではないかとか、そういった理由で、心理的にも、物理的にも、素通りしていきます。
見たとしても、遠巻きに眺める程度。そういった人たちを、どう惹き付けるかが勝負です。
僕の場合、お客さんがぐっと近くに来てくれるようになったのは、曲のセットリスト(当日歌う予定の歌を一覧にしたもの)を書いた、手書きのボードを掲げてからです。

2ステップ目は、リクエストを受けることでした。それも、時間差で。
お客さんとコミュニケーションを取れるようになった後は、より密度の濃いやりとりを繰り返して、親近感を持ってもらうことが大切です。

はじめは、お客さんが立ち止まるきっかけを作るために誰もが知っている曲を練習したそうです。
特に街行く人の年齢層が好きな歌に絞ったそうです。

そして、ここまできてようやく、とどめの3ステップ目です。ここで初めて仲良くなったお客さんにオリジナル曲を披露します。
前述の通り、何も関係性のない通りすがりの人々にオリジナル曲を歌っても、誰も聴いてくれません。
でも、すでに特別な絆が出来上がっているお客さんは、僕が作った曲に深く耳を傾け、詩もメロディも心で噛み締め、感動してくれます。
『白いパラソル』を披露した女性は、(これが初めての経験でしたが)ギターケースに1万円札を置いていってくれました。

僕の歌が別にうまくなったわけではない。では、最初と今とで、何が違うのか。
答えは、絆の深さです。

小学生にして、人間関係において金銭が発生する原理を悟った前田さん。
この経験からスナックは何故、儲かるのか?ということにも言及されています。

【天才少年のその後】

本書を読み進めていくと、弾き語りでお金を稼ぐ天才少年が只者ではないことがわかります。
あげるとキリがないので要点だけしぼって書きます。

・大学時代は、インディーズバンドを結成して全国ツアーを受けていた。
・就職活動時代、ディー・エヌ・エーの南場智子と最終面接で出会ってから交友をもっていた。
・UBI証券で偉大な先輩と出会い、入社1年目で輝かしい成果を残しニューヨークへ。
その時は、毎朝始発前に出社して誰よりも働いていたと自負。
・アメリカ人からもクレイジーと言われ抜群の成績を残し、同僚をクビにおいやる。
・南場智子と再開しディー・エヌ・エーに弟子入りさせてもらい事業を立ち上げる。

なんなんだ、前田祐二という男は!!
笑うしかありません。
文字だけ読むとただの天才か、と思いますが、その裏では鳥肌がたつほどの努力をしています。
むしろ、努力の量が尋常ではないです。

【彼の言う、人生の勝算とは?】

本書でふれる「人生の勝算」という言葉について、
前田氏は明確に表現していません。
しかし、彼の行動や思考から読み取ることができました。

それは、「正しい努力をすること」だと思います。

それは以下の文章から読み取れると思います。

僕だったら、まずは宝石がこの大きな鉱山のどこに埋まっているのか、どのようにしたら効率的に掘ることができるのかを全力で考えて、
仮説を立てることにエネルギーを注ぎます。
〈中略〉
このポイントを探し当てることが、「見極め」です。
見極めたら、後は血みどろになっても掘る。絶対に見つけるまで掘る。

本書を通して、前田氏は行動に取り掛かる前に非常に分析をしていることが分かります。
証券マン時代は、できる先輩に率直で教えをこいでいます。
SHOWROOMの立ち上げのときも綿密な思考を凝らして行動にうつしていることが分かりました。

勝算=やれば成功すると確信するまで考え抜くこと

だと気づかされました。

勝算があるから這いつくばって頑張れるのだと思います。
いくら他人が失敗すると言おうと、自分が考え抜いて決断したことであればやりますよね?

でも、多くの人は考え抜くことができていないのだと思います。
だから、行動にうつさない。
読後、彼から迸る熱量に感動しました。

【まとめ】

始めは失礼ながらに、石原さとみを口説いたすごい男の本として注目しました。
しかし、読み終えてみて前田祐二という男の見方が変わりました。
そりゃあ、惚れるわけだと(笑)

そして、自分の人生の勝算って何だろう? って考えさせられました。
何事も考え抜くことを大切にしたいと思います。

この記事だけでは、紹介をしきれないほどの情報量で『人生の勝算』を述べてくれる本書。
興味があるかたは是非、買って読んでみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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